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空気清浄機の選び方

各メーカーから多種多様な空気清浄機が発売されていますが、空気清浄機を選ぶ際の参考にしてみて下さい。
花粉症向き空気洗浄機
空気清浄機と言っても、大きく分けて2つのタイプがあります。

@ファン式
モーターでファンを回して空気を吸い込み、その空気をフィルターでろ過して汚れを除去する方式。
集塵力がありタバコの煙なども除去できますので、リビングなどで部屋全体の空気をきれいにするのに適しています。
ファンを回すため運転音がします。現在大手メーカーの機種はファン式が主流となっています。

A電気(イオン)式
+(プラス)が−(マイナス)の電気に引き寄せられることを利用し、高圧放電により、ちりやほこりを帯電させて集塵する仕組み。
ファンを用いず、イオンの流れだけで集塵するタイプは、集塵力は弱くなりがちですが、音が静かなのがメリット。
寝室や赤ちゃんの部屋などに適しているといえます。
「空気清浄機の効果」です。空気清浄機がしてくれることは、大きく2つ「脱臭」「集塵」です。
具体的には何を除去してくれるのか、確認しておきましょう。

■脱臭性能
タバコ臭・ペット臭・生ゴミ臭・料理臭・ホルムアルデヒドなどの化学物質臭などが脱臭できると表記されています。

脱臭性能の目安となるのは『脱臭性能○○%』という表記。
これは「1m3の密閉容器内でタバコ5本を燃焼させ空気清浄機を定格風量で1分間運転した後のアンモニア・アセトアルデヒド・酢酸の総合除去率」となります。
■集塵性能
集塵できるものとして、汚れ(ホコリ・チリ・カビ・ウィルス・雑菌・ディーゼル粉塵・タバコの煙 など)、アレルゲン(ダニの死がい・花粉)などがあげられています。

集塵性能の目安となるのは、カタログに記載されている『○○%除去』『○○%抑制』『○○%不活化』などの数値となりますが、どれもフィルタ単体での性能を表したものとなります。

いずれも、機種により除去できるものが異なります。事前に何を取り除きたいのかについて整理してから、カタログチェックをしましょう。
Point1
フィルター機能で選ぶ

空気清浄機の性能を左右するのは、フィルタ部分です。
しかし、このフィルタの性能が一番理解しにくい部分でもあります。
まずはフィルタ部分の構造を整理し、特徴を把握してみましょう。
一般的な空気清浄機のフィルタは以下のとおりです。

■プレフィルタ
このフィルタで大まかなホコリを除去します。水洗いができるものが大半です。

■抗菌フィルタ
菌やウィルスの繁殖を抑制する成分を含んだフィルタで、これらを除去・除菌します。単独でなく集塵フィルタと一体になっている場合もあります。
■集塵フィルタ
最近は、クリーンルームなどで使用されているヘパ(HEPA)フィルタが主流となっています。
また、集塵率の高いウルパ(ULPA)フィルタを採用している機種もあります。
さらに、各社独自の技術でより集塵性能を高めています。
※HEPAフィルタとは...
JIS規格で、タバコの煙(0.3μmの粒子)を試験粉塵としてフィルタを1回通過させたときの集塵率99.97%以上のフィルタ

※ULPAフィルタとは...
JIS規格で0.15μmの粒子を試験粉塵としてフィルタを1回通過させたときの集塵率99.9995%以上のフィルタ
■脱臭フィルタ
活性炭によるものが一般的。その他に、光触媒やプラズマを利用した脱臭方法も採用されています。
フィルタの性能については、各メーカーの提示している数値を参考にする以外、目安はありません。
しかし、「フィルタ単体の性能=空気清浄機の性能」ではないので、除去率などの数値は参考として捉えておきましょう。
最近のキーワードになっているのは「不活化」。
ダニ・花粉などのアレルゲンをフィルタで除去するだけでなく、さらに活動を抑制する「不活化」がアピールされています。
また、空気清浄機を通過する前に、空気中で汚れやアレルゲンをキャッチして除菌・抑制するというタイプもあります。
花粉症対策を考えている人は、これらのタイプがおすすめかもしれません。

Point2
気流チェック

空気清浄機は、その本体に室内の空気を吸い込みフィルタでろ過するという仕組みとなっています。
そのため「いかに室内の空気を効率よく吸い込むか」が勝負となります。
それらを判断する目安として、以下の数値が参考になります。

■適用床面積=スピードの目安
カタログには以下の様な「適用床面積○畳(○○m2)」という表記がされています。
この数値は日本電機工業会で定められて基準に基づき『5本のタバコを吸ったときに相当する空気の汚れを、30分できれいにできる広さ』を表しています。

この数値は「清浄スピードの速さ」の目安となります。
数値が大きければ大きいほど、速く室内が快適になるということです。
一刻も早く室内をキレイにしたい!という人には見逃せないポイントです。
使用する部屋の広さが8畳だから適用床面積12畳で充分ということではありません。
速くきれいにしたいのなら、この数字が大きいものをお選びください。

また、上記数値を解りやすくするために、カタログには適応床面積別に清浄時間が解る表が掲載されています。
この表を見れば、8畳の部屋がキレイになるまで何分かかるかが解ります。
あわせて参考にしましょう。

※日本電機工業会に属していない製品は、この数値が企画に則っていない場合もあります。
日本電機工業会の基準を採用しているメーカーは、必ずその旨カタログに明記されていますので確認してみて下さい。

■風量
毎分何立方メートル(m3/分)かで表されます。やはり、この数値が大きいほど速く浄化してくれるということです。
適応床面積でスピード能力は把握できるので、この数値は念のためチェックしておく程度で大丈夫です。

■吸気&排気
各メーカー、前面・側面などいろいろな方向から吸気し、吸気パワーをアピールしています。
もちろん吸気性能は大事なポイントです。
でも、本体から遠く離れた部屋の隅の空気が本当に吸い込まれているのか、疑問ではありませんか?
いくら「吸い込む力」が強くても、「吸い込む口」が多くても、室内の空気が上手く流れてくれなければ、遠く離れた隅の空気は吸い込めないのでは?

そこで、確認したいのが“排気”です。
室内の空気が上手に流れるための工夫がされているかもあわせてチェックしてみて下さい。
部屋に気流が起きやすい方が、より効率良く室内の空気を浄化できると言えるはずです。


Point3
 感度チェック!

空気清浄機は、空気の汚れを察知して自動運転をしてくれます。その感度の決め手となるのが“センサー”です。どのようなセンサーがあるのか、みてみましょう。 ■現状感知センサー
まずは、現在の状況を感知するセンサー。自動運転をするためには、最低限必要なセンサーといえます。

ニオイセンサー
タバコ臭・ペット臭・生ゴミ臭・料理臭などを感知。汚れセンサーという名称の場合もあり。大半の機種についています。

ホコリセンサー
ホコリによる空気の汚れを感知。こちらも大半の機種についています。

アレルゲンセンサー
花粉・ダニの死がいなどアレルゲンに特化したセンサー。メーカーにより名称が異なります。付いている機種が限られてきます。

■予測センサー
次にあげるセンサーは、感知するだけでなく、現状から予測して対処するという、やや高度なセンサーです。
より高度な自動運転を求める人は、これらのセンサーが付いているかをチェックしてみて下さい。

温度・湿度センサー
室内の温度・湿度を感知して、ウィルスやカビ菌の活動しやすい環境を予測してくれます。
ホコリ予測センサー
人やペットの動きを感知し、ホコリや花粉が舞うことを事前に予測し、運転を開始します。

■学習機能
自動運転をより精度の高いものとするために、さらに賢い機能が登場しています。
機械にどこまで求めるのかは、あなた次第です!

パトロール 機能
自動運転中に一定時間停止していると、部屋の空気を移動させて汚れていないかパトロールするという機能です。

ホコリ学習機能 今日の汚れを記憶し、翌日は前日の運転開始時間より5分早く動きだすという機能です。
Point4
 数値チェック!
■運転音
運転時の音をdb(デシベル)で表しています。音が気になる人は要確認です。
特に、寝室で一晩中使いたい場合うるさくて眠れないということの無いように、最小値をチェックしましょう。

■本体重量・サイズ
1台をリビングから寝室と持ち運ぶ人も多いのでは?
そんな時、重さも重要なチェックポイントです。
持ち運びやすさとあわせてチェックしておきましょう。
また、置くスペースを考慮して本体サイズを確認しましょう。
吸気・排気のためにも回りに余裕がある方が効率がよくなります。

■コスト
コストに関する項目は「本体価格・電気代・フィルタ代」の3つ。
バランスよくチェックしていきましょう。

□本体価格
新機種ほど性能はアップしていますが、その分やはりは高価になります。
高性能機種は市場価格で1〜3万円台が売れ筋となっています。
予算と求める効果をはかりにかけて選んでください。

□電気代
最近の機種なら1日2〜3円程度と、かなり省エネになっています。
24時間つけたままにするとしても、さほど気にすることはないでしょう。

□フィルタ代
要チェックなのが、この「フィルタ代」です。
大半の機種でフィルタの交換が必要となります。空気清浄機はフィルタの性能が命です。
機種により様々ですが、5,000〜9,000円程度と高価です。
交換しなくてはならない【フィルタの種類・価格・寿命】を確認することを忘れずに!



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